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Gate of Future / PROJECT V/R Converters




楽曲概要

2021年7月24日公開。超難解なプログレッシブフュージョン。


Credits

Lyrics : Shiro

Composed, Arranged : Talich Helfen


Vocal : 初音ミク, 東北きりたん, めろう

Chorus : Aki(PHAZE), ゐつぺゑ, Gakutin

Acoustic Piano, Electric Piano, Clavinet, Hammond Organ : Talich Helfen

Electric Guitars : ゐつぺゑ

Electric Bass : Ippei Aihara

Drums : Gakutin

JUNO-D Solo : Shell(PHAZE)


Vocal Editor : Shiro

Mixed, MIDI Editor, Vocal Editor : Talich Helfen


Art Works : Nia

Teaser Movie, Narration : ゐつぺゑ

Movie : Shiro



作曲者の独断と偏見による解説

2020年7月18日に作曲。2018年に書いたインストの作品がベースになっている。


 ボーカルは初音ミク・東北きりたん・めろうの3人。PHAZEのAki氏、ゐつぺゑ氏、Gakutin氏の9パートに渡るコーラスが入っている。シンセサイザーソロはPHAZEのシェル氏。変拍子の中、高度な演奏をしている(しかも録音はMIDIではなくJUNO-Dのオーディオ)。Nia氏によるイラストの背景に写っているマイクは、AKGのC414とElleC。


※十二音主題 F - Bb - C - E - F# - C# - G- D- Eb - G# - A - B


Intro

 E/D7の強烈なテンションコードで始まる。複雑なスケールの変化、瞬間的に変わるコードにより演奏者は気が遠くなる。その後、3/4+7/8のリフ。


Aメロ①

複雑な拍子の中Aメロへ。歌詞の嵌りがとても良いが、曲先である。


Bメロ①

 一拍BPM64の三拍子へ(付点八分音符のメトリックモジュレーション)。5つ割のメトリックモジュレーション(BPM115.2)を通して、元のテンポ(BPM144)へ戻る。サビ前のシンセフレーズは十二音主題を交差させたもの。


サビ①

意外とキャッチー。長調と短調を行き来するコード進行(IM7 - bIII9 - bVIM7 - IV/V...)。


間奏①

八分音符2→3→4→6のビートによる擬似リタルダンド。譜面E三拍目は十二音主題。


Synthesizerソロ

 シェル氏によるJuno-D。私の我儘でMIDIではなくオーディオで録っていただいた。楽曲内のフレーズを引用した素晴らしいソロ。


Bassソロ

 相原一平氏(ゐつぺゑ)によるベースソロ。ニコニコ動画コメント内でも言われていたが、スラップだけではないアプローチができるベーシストは希少。ソロのフレーズもコードを活かした素晴らしいものとなっている。


Aメロ②

①をさらに変拍子化したもの。②ではDmからアプローチしている所がミソ。


Guitarソロ

二度下降し続けるツーファイヴ進行。ザ・フュージョンなギターサウンド。詰め込みすぎてないフレーズが素晴らしい。


Bメロ②

二度下の落ちBメロ。①とは違い半音づつ下がる進行になっている。


Drumsソロ。

三連符系のビートに変化する。複雑なキメと共に進む激凄フレーズなドラムソロ。


サビ②

大サビ。サビの終わり方が変化しそのままOutroへ。


Outro

Sing-alongによるOutro。イントロの再現の後、十二音主題で終了。冒頭と最後の和音は同じ和音(D9(+11)(13))になっている。



Scores


コード譜


シンセプログラミング用総譜


ボーカルスコア総譜




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