Quantum Except Dimensions / PROJECT V/R Converters
- sskeig
- 2022年5月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年5月11日
楽曲概要
2022年2月28日公開。PROJECT V/R Convertersによる楽曲。
Credits
Lyrics : Yusuke
Composed, Arranged : Talich Helfen
Vocal : めろう
Acoustic Piano : Ogawa Toru
Clavinet, Hammond Organ, Mellotron : Talich Helfen
Electric Guitars : ゐつぺゑ
Electric Bass : Ippei Aihara
Drums : Gakutin
Latin Percussion : Kenny Larson
22 Strings : Logic Pro X Studio Strings
Mixed, Vocal Editor : Talich Helfen
Art Works : Hiyoko
Movie : Shiro
作曲者の独断と偏見による解説
2021年3月26日作曲。同ユニットによる「Ready for Adventure ?」と同じ世界観を持つ楽曲。作詞にはゆすけ氏を迎え、「テレビゲームの始まりに関すること」とだけお願いした。
アコースティックピアノが楽曲を進行する上で重要な役割を果たす(Ready for Adventure ?も同様)であるためゲストプレイヤーに小川透氏を起用した。スピーディーな変拍子に対し、雄大なコードワークと長いフレーズのメロディが特徴である。
Gakutin氏にはBPM182の中で「激しく疾走するドラム」を、ゐつぺゑ氏には「荒々しく歪んだギター」とのみ注文し、具体的なフレーズは一切指定していない。
ピアノはほぼデモ通りに弾いてくださったため、ストリングスとコーラスを足し、よりクラシカルな雰囲気を演出した。ストリングスはメロトロンとともにレトロな印象を持つようなエフェクトをかけている。
アートワークは「Ready for Adventure ?」と同じキャラクターをモチーフにひよこ氏に手掛けてもらった。
またクリエイターズラジオ with ボカコレに取り上げていただいた楽曲でもある。
・Intro
IIm7 - IIIm7 - IVM7の順次進行を元にした、六拍子のピアノソロから始まる。バンドインした瞬間にサウンドは一変する。
・Verse
Aメロに入り、同様のモチーフのまま五拍子へ。四小節後、短三度上へ一瞬転調しすぐに元に戻る。二回し目は転調せず進行していく。
・Chorus 1
サビで初めてIのトニックが登場する。IM7 - bVII7 - IV - IV/Vという進行を元に展開される。メロディーも大きな二拍子(6/8的な)フレーズになっている。
・間奏
ストリングスの長いフレーズが中心となる間奏。最終的にはD Major(半音下)のツーファイブに落ち着く。下がったキーでイントロが再現される(バンドインした後は五拍子になっている)。ファズの効いたギターが走る中、二度上(E Major)へ向かう。
・Chorus 2
シャープ系の明るい調でサビが再現される。最後のフレーズが終止感があるものに拡張される。イントロ・間奏の再現が行われD7(9)(+11)(13)の強いテンションを余韻に曲が終わる。
Scores
コード譜
弦楽器群の総譜
PROJECT V/R Converters
Youtube
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